建築業界と化粧品業界は似てるね。
昨年から建築資材の販促を任されている。
具体的には
遮熱、断熱塗料
止水材、漏水補修
錆び止め
強度改善
など。
商品特性や、アピールポイントを勉強するために
製造メーカーの開発者を訪ねる。
メーカー側の話を聞くと探求心と知識、商品化への発想力などに敬意を抱く。
産み出された商品は画期的だと思う。
ところが、だ。
実際どこに使われどうなっているのか施工例を調べるとメーカーの謳い文句のような画期的な効果は見られない。
さらに営業担当からお客様の声を聞くと、商品の印象がガラリと変わる。
トラブルは解消されない、というのだ。
原因を聞くと、変化が微妙過ぎて大勢に影響しないらしい。
わたしが感動したメーカー開発秘話は嘘?
画期的に見えた商品は、眉つばなのか?
開発者は信頼できない人たちなのか?
わたしの立場で悩むのは、同じ悩みをもったひとに実例を見せ訴える、という方法が使えるのかどうかだ。
しばらくすると、あれに似てると気づいた。
化粧品だ。
そもそも、建物表面でできる問題と
顔の表面の悩みは似てる。
シミ、シワ、乾燥、たるみ、白髪。
建物なら
紫外線劣化、ひび割れ、剥離、白樺化など。
一緒だよね。経年劣化だよね。
化粧品で画期的に肌を改善するものなどない、と断言できるがそれでも買う。
ユーザーが化粧品を手放すことはない。
このような商品は
あと何年現状を維持できるか
そこに視点をもっていく。
そもそも悩みを消すことは無理なのだ。
建物は人なんだなあ、って思い
ひとは建物なんだなあ、って思った。
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